タグ:朝鮮王朝
-
韓国時代劇を見ていると、捕盗庁(ポドチョン)の役人がよく出てくる。重要な事件のときに出番が多いのだが、この捕盗庁というのはどんな役所なのだろうか。ここで詳しく説明しよう。
腰に赤色の太い縄を付けた
朝鮮王朝時…
-
朝鮮王朝は王を頂点とする中央集権国家だった。王は、政治・経済・軍事・社会のすべてにおいて絶対的な権限を持つ統治者だった。しかし、1人では何もできない。やはり、科挙に合格して出世を果たした優秀な官僚の支えが必要だった。
…
-
朝鮮王朝では、王や世子が結婚する時期を迎えたら、まず、王家に嫁を出せる身分(貴族階級ともいえる両班〔ヤンバン〕がほとんど)の家に対して「禁婚令」が出され、若い娘の結婚が禁じられました。
敬遠された理由
なぜ、…
-
1592年、長く朝鮮王朝の正宮としての役割を果たしてきた景福宮(キョンボックン)が、朝鮮出兵の際に焼失してしまった。戦乱が終わっても、王は住む場所にさえ困るようになった。そんな状況の中で、1617年に建設が始まって162…
-
時代劇『イ・サン』の主人公になったのが22代王の正祖(チョンジョ)だった。朝鮮王朝の正式な歴史書である「朝鮮王朝実録」を読むと、小さい頃から大変な苦労をしていることがよくわかる。
7歳しか違わない祖母
176…
-
朝鮮王朝には27人の王がいた。名君から暴君まで様々な人間が王位に就いていたが、一番異質な王を1人だけ挙げろと言われれば、それは25代王・哲宗(チョルチョン)を置いて他にいない。なぜ、彼が異質だったのか。それは、田舎の無学…
-
古代の三国時代を描いた韓国時代劇を見ると、臣下の者たちが王に対して「陛下」と呼びかけている。読み方は語尾を伸ばして「ペーハー」となる。しかし、朝鮮王朝時代を描いた作品では、王のことを「殿下」と呼んでいる。こちらも語尾を伸…
-
申叔舟(シン・スクチュ/1417~1475年)は、4代王・世宗(セジョン)に才能を見込まれ、ハングルの創製にも重要な役割を果たした。しかも、中国語や日本語に堪能で、1443年には外交使節として来日して室町幕府と交渉を行な…
-
518年も続けば朝鮮王朝には数多くの王女がいたが、敬恵(キョンヘ)王女ほど波瀾万丈の生涯を送った王女は他にいないのではないか。敬恵王女は5代王・文宗(ムンジョン)の娘として1435年に生まれたのだが……。
波…
-
死六臣とは、甥をおどして王座を強奪した7代王・世祖(セジョ)に対抗して王位奪還を計画した6人の高官をさしている。計画が失敗して全員が刑死・獄死したが、忠義に殉じた志は後世で称賛を浴びた。まさに“忠臣の鑑”であった。
…
ページ上部へ戻る
Copyright © チャレソ All rights reserved.