タグ:イ・サン
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正祖は今の韓国でも“朝鮮王朝後期の名君”として揺るぎない評価を得ている。確かに、彼が残した業績は多い。党争に明け暮れる政権を立て直し、停滞していた国政を一変させて様々な改革を成し遂げた。こうした業績が正祖の名声を高めてい…
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朝鮮王朝時代の名君と言えば、なんといっても、ハングルを作った4代王・世宗(セジョン)があまりに有名だ。今でも韓国の小学校に行けば世宗の銅像がよくあるし、1万ウォン紙幣の肖像画になっている。この世宗に名声では及ばないが、匹…
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ドラマ『イ・サン』では正祖(チョンジョ)の名君ぶりがたっぷりと描かれたが、その正祖を補佐して活躍したのが洪国栄(ホン・グギョン)だった。しかし、2人は最後に悲劇的な結末を迎えてしまうのだが……。
王に次ぐ最高実力者
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時代劇『イ・サン』の始まりでは、英祖(ヨンジョ)の息子の思悼世子(サドセジャ)が米びつに閉じ込められている場面が描かれていた。思悼世子の息子のイ・サン(当時10歳で後の22代王・正祖〔チョンジョ〕)は、米びつに近づいては…
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朝鮮王朝の22代王・正祖(チョンジョ)は、ハングルを創製した聖君・世宗(セジョン)と並ぶほどの名君と評価されている。何よりも、頭脳明晰で学者顔負けの博識だった。彼はドラマ『イ・サン』の主人公としてもよく知られている。
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時代劇『イ・サン』の始まりでは、英祖(ヨンジョ)の息子の思悼世子(サドセジャ)が米びつに閉じ込められている場面が描かれていた。思悼世子の息子のイ・サン(当時10歳で後の22代王・正祖〔チョンジョ〕)は、米びつに近づいては…
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それは1762年のことだった。思悼世子(サドセジャ)が米びつに閉じ込められて餓死する事件が起こった。このとき、思悼世子の息子はどのように動いたのか。時代劇『イ・サン』と史実の世界を比較してみよう。
ドラマはど…
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英祖(ヨンジョ)は1776年3月4日に82歳で世を去った。後を継いだのが孫の正祖(チョンジョ)である。ドラマ『イ・サン』の主人公だった人だ。正祖は3月10日に慶熙宮(キョンヒグン)で即位式を行なった。
震え上…
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ドラマ『イ・サン』は、冒頭で父親の思悼(サド)世子が米びつに閉じ込められて餓死する場面が描かれていた。これは、「時代劇の巨匠」と言われるイ・ビョンフン監督の典型的な手法だ。歴史的な重大事件を最初に描いて主人公の人生が大い…
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1776年、24歳で正祖(チョンジョ/ドラマ「イ・サン」の主人公)は王になった。即位後の第一声は「嗚呼!寡人は思悼世子の子なり」という言葉だった。この「寡人(クァイン)」というのは、王が自分のことをいうときの表現だ。
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