タグ:朝鮮王朝

  • 知りたい朝鮮王朝9/母の死の真相を知った燕山君

    王が絶対的な権力を持つ朝鮮王朝では、王が名君ならば平穏な時代が流れ、暴君ならば混乱をきわめた。10代王の燕山君(ヨンサングン)は最悪の暴君であり、朝鮮王朝がもっとも血に染まった時代だ。 燕山君を嫌う臣下たち …
  • 知りたい朝鮮王朝8/最悪の暴君だった燕山君

    1494年、惜しまれながら9代王の成宗(ソンジョン)がこの世を去った。次の王に就いたのは、斉献王后が産んだ王子で18歳だった。この王が10代王の燕山君(ヨンサングン)である。 少年時代の燕山君 燕山君は幼くして母を失…
  • 知りたい朝鮮王朝7/斉献王后を廃妃にした成宗

    成人して親政を始めた9代王の成宗(ソンジョン)は、王権を自分の手に戻すため奮闘した。そんな彼の初めての仕事は、王になる前に亡くなった父の懿敬(ウィギョン)に王の尊号を贈ることだった。 本格的な王道政治 「父上は若くし…
  • 知りたい朝鮮王朝6/貞憙王后が選んだ成宗

    1468年に7代王・世祖(セジョ)が世を去り、二男が王位を継いだ。それが8代王の睿宗(イェジョン)である。しかし、わずか19歳で亡くなり、朝鮮王朝の王位継承問題は混迷した。 徐々に体調が悪化 世祖の長男は19…
  • 知りたい朝鮮王朝5/端宗から王位を奪った世祖

    1450年に名君の世宗(セジョン)が世を去り、長男の文宗(ムンジョン)が5代王として即位した。文宗は世宗の政治を上手く引き継ぎ安定した政治を行なう。しかし、その治世はわずか2年と短かった。病弱すぎたのである。 …
  • 知りたい朝鮮王朝4/ハングルを作った世宗

    朝鮮王朝で最高の名君と称賛される4代王・世宗(セジョン)。彼がそれほど尊敬されているのは、民族固有の文字「ハングル」を作ったからだ。それは本来「訓民正音(フンミンジョンウム)」と呼ばれたが、1443年に完成している。 …
  • 知りたい朝鮮王朝3/名君・世宗の誕生

    3代王の太宗(テジョン)は1400年から1418年まで約18年間王位に就いたが、その間に4回も譲位(国王が王位を譲ること)騒動を起こした。これには、自身が王権を巡って血で血を洗う争いをしたことに対する自戒の念もあった。 …
  • 知りたい朝鮮王朝2/芳遠が3代王の太宗となる

    高麗王朝の最高実力者になった李成桂(イ・ソンゲ)は王を追放し、自分の都合のいいように動く恭譲王(コンヤンワン)を王位につけた。しかし、黒幕でいることよりも自ら王になりたいと思い、1392年に即位した。初代王の太祖(テジョ…
  • 知りたい朝鮮王朝1/最高実力者になった李成桂

    韓国時代劇の8割以上は朝鮮王朝時代が舞台になっている。それだけに、朝鮮王朝の歴史がわかれば、さらに面白く時代劇を見られる。特に、王朝絵巻の主役は27人の王。そうした歴代の王は、果たしてどのような時代を作っていったのか。 …
  • 5人の王宮女性/朝鮮王朝人物集成18

    イ・ソジンが主演した傑作時代劇『イ・サン』は、22代王・正祖(チョンジョ)の壮大な一代記だった。このドラマにも登場した強烈な個性の5人の女性にスポットを当ててみよう。 最初の2人 恵慶宮(ヘギョングン) 〔1…

特集記事

ページ上部へ戻る