過去の記事一覧

  • 古代の国王伝説6「大祚榮」

    668年、高句麗が滅びた後、高句麗の遺民たちは各地に散らばっていった。新羅に帰化する者や、唐に連行される者、異民族の群れに身を寄せる者など様々だった。しかし、中には高句麗を再興させようと、最後まで戦い抜く者たちもいた。高…
  • 古代の国王伝説5「武烈王」

    新羅(シルラ)の名君というと、中央集権体制を確立した26代王・真平王(チンピョンワン)の名が挙げられることが多い。しかし、真平王に勝るとも劣らない功績を挙げたのが、29代王の武烈王(ムヨルワン)だ。彼は、いったいどんな王…
  • 古代の国王伝説4「善徳女王」

    新羅(シルラ)で、女性として初めて王となった善徳(ソンドク)女王。彼女の父親は、26代の真平王(チンピョンワン)だ。その真平王に息子がいなかったこともあって、善徳女王が即位したのだが、彼女はいったいどんな女性だったのだろ…
  • 古代の国王伝説3「近肖古王」

    百済13代王・近肖古王(クンチョゴワン)は、11代王・比流王(ピリュワン)の息子として生まれた。幼いときから聡明だった近肖古王は、父の期待を一身に背負い、346年に王に即位した。彼はいったいどのような王様だったのか? …
  • 古代の国王伝説2「金首露」

    高句麗(コグリョ)・百済(ペクチェ)・新羅(シルラ)が覇権を争った三国時代。その三国に続く勢力を持っていたのが、小国の連合体である伽耶(カヤ)だ。伽耶については史実上、謎が多く、その初代王・金首露(キム・スロ)にしても神…
  • 古代の国王伝説1「広開土大王」

    高句麗(コグリョ)の旧都・国内城(クンネソン)があった中国の集安(チバン)市に行くと、高さ6・39m、重さ37トンのとても大きな碑石を見ることができる。この碑石で讃えられているのが、高句麗19代王・広開土大王(クァンゲト…
  • ドラマ『イ・サン』で重要な役割を演じた5人の女性の正体は?

    『イ・サン』は今も大変な人気を維持している傑作時代劇だが、イ・サンこと正祖(チョンジョ)に5人の女性がからんでくる。その女性たちは、実際にはどんな人物だったのだろうか。改めて取り上げてみよう。 正祖の妻と祖母…
  • 朝鮮王朝の王妃の中で不運にも「廃妃」になったのは誰?

    朝鮮王朝の法律に沿って国王が決定したように、王妃もまた厳格な法を適用されて決められていた。それだけに、王妃を廃妃にするのは容易ではないのだが、実際には多くの王妃が廃妃になっている。 同情を集めた廃妃 廃妃とな…
  • 発掘!トンイの正体をめぐって3つの説が噂されていた

    19代王の粛宗(スクチョン)の側室として張禧嬪(チャン・ヒビン)と激しいライバル関係にあったのが淑嬪・崔氏(スクピン・チェシ)だ。彼女に関係する噂とは何なのか。 謎めいたトンイの存在 淑嬪・崔氏はドラマ『トン…
  • 粛宗は仁顕王后を王妃に戻すとき何を語ったか

    粛宗(スクチョン)が即位してから20年が経った1694年、彼は5年前に廃妃にした仁顕(イニョン)王后を再び王妃に戻す決心をした。仁顕王后の王妃への復活は、多くの高官たちに歓迎された。それほど彼女には人望があったのだ。 …

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