カテゴリー:国王

  • 中宗の苦悩が大きかった理由は?

    中宗(チュンジョン)は、異母兄の燕山君(ヨンサングン)が暴政の末に廃位となったので、1506年に「代理の王」のような形で11代王になった。それが、彼にとっての苦悩の始まりであった……。 中宗が頼った人物 中宗…
  • 古代の国王伝説7「王建」

    朝鮮半島を統一した新羅だが、長い政権の間に内政の腐敗を招き、各地で頻繁にクーデターが起こるようになった。その結果、後百済(フベクチェ)と後高句麗(フコグリョ)という国が生まれ、再び三国がてい立する後三国時代に突入した。こ…
  • 古代の国王伝説6「大祚榮」

    668年、高句麗が滅びた後、高句麗の遺民たちは各地に散らばっていった。新羅に帰化する者や、唐に連行される者、異民族の群れに身を寄せる者など様々だった。しかし、中には高句麗を再興させようと、最後まで戦い抜く者たちもいた。高…
  • 古代の国王伝説5「武烈王」

    新羅(シルラ)の名君というと、中央集権体制を確立した26代王・真平王(チンピョンワン)の名が挙げられることが多い。しかし、真平王に勝るとも劣らない功績を挙げたのが、29代王の武烈王(ムヨルワン)だ。彼は、いったいどんな王…
  • 古代の国王伝説4「善徳女王」

    新羅(シルラ)で、女性として初めて王となった善徳(ソンドク)女王。彼女の父親は、26代の真平王(チンピョンワン)だ。その真平王に息子がいなかったこともあって、善徳女王が即位したのだが、彼女はいったいどんな女性だったのだろ…
  • 古代の国王伝説3「近肖古王」

    百済13代王・近肖古王(クンチョゴワン)は、11代王・比流王(ピリュワン)の息子として生まれた。幼いときから聡明だった近肖古王は、父の期待を一身に背負い、346年に王に即位した。彼はいったいどのような王様だったのか? …
  • 古代の国王伝説2「金首露」

    高句麗(コグリョ)・百済(ペクチェ)・新羅(シルラ)が覇権を争った三国時代。その三国に続く勢力を持っていたのが、小国の連合体である伽耶(カヤ)だ。伽耶については史実上、謎が多く、その初代王・金首露(キム・スロ)にしても神…
  • 古代の国王伝説1「広開土大王」

    高句麗(コグリョ)の旧都・国内城(クンネソン)があった中国の集安(チバン)市に行くと、高さ6・39m、重さ37トンのとても大きな碑石を見ることができる。この碑石で讃えられているのが、高句麗19代王・広開土大王(クァンゲト…
  • 粛宗は仁顕王后を王妃に戻すとき何を語ったか

    粛宗(スクチョン)が即位してから20年が経った1694年、彼は5年前に廃妃にした仁顕(イニョン)王后を再び王妃に戻す決心をした。仁顕王后の王妃への復活は、多くの高官たちに歓迎された。それほど彼女には人望があったのだ。 …
  • イ・バンウォン(李芳遠)は実力で3代王・太宗になった!

    李芳遠(イ・バンウォン)は、朝鮮王朝を建国した李成桂(イ・ソンゲ)の五男だった。もともと、李成桂には13人の子供がいたが、そのうち男子は8人だった。最初の夫人は神懿(シンイ)王后。李成桂が出世する前から夫を支え続けたが、…

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