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カテゴリー:コラム
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『不滅の恋人』の史実が本当に面白い!
人気が高い時代劇の『不滅の恋人』が描く時代は、歴史背景からすると1450年代前半だ。ドラマに登場するイ・ガンは歴史的に首陽大君(スヤンデグン)のことで、イ・フィは安平大君(アンピョンデグン)に該当するのだが、史実では2人… -
朝鮮王朝の王宮にはいつも何人が住んでいたのか?(歴史編)
王宮の中心に住んでいたのは、もちろん王族です。この人たちが王宮の主役であり、国王・王妃・王子・王女・大妃(国王の母)たちが該当します。他に、国王の側室たちも王宮の後ろのほうに住んでいました。それによって、側室は「後宮」と… -
朝鮮王朝の始まりが5分でわかる歴史エピソード!
朝鮮王朝は27人の王を擁(よう)して1392年から1910年まで続いた。518年という長期に及んだ一大王朝だったのだ。朝鮮王朝はなぜこれほど長寿の王朝になったのだろうか。 国教は儒教 李成桂(イ・ソンゲ)が初… -
重要な事件に登場する捕盗庁(ポドチョン)とは何か
韓国時代劇を見ていると、捕盗庁(ポドチョン)の役人がよく出てくる。重要な事件のときに出番が多いのだが、この捕盗庁というのはどんな役所なのだろうか。ここで詳しく説明しよう。 腰に赤色の太い縄を付けた 朝鮮王朝時… -
イ・ソジンが『イ・サン』で見せた最高のアドリブとは?(特別編)
2007年に韓国で放送された時に最高視聴率38・9%を記録した『イ・サン』。あまりの人気の高さに、当初は全60話の予定を全77話まで延長したほどだった。この傑作で、主役のイ・ソジンが披露した抜群のアドリブを紹介しよう。 … -
イ・ソジン主演『イ・サン』に登場するソンヨンのモデルは誰か?(特別編)
「時代劇の巨匠」と称されるイ・ビョンフン監督が演出した『イ・サン』。このドラマではイ・ソジンがとても素晴らしい演技を披露したが、その相手役になったのがハン・ジミンだった。彼女が演じたソンヨンの実在のモデルとは? … -
朝鮮王朝とはどんな国家だったのか/康熙奉の王朝快談17
朝鮮王朝は王を頂点とする中央集権国家だった。王は、政治・経済・軍事・社会のすべてにおいて絶対的な権限を持つ統治者だった。しかし、1人では何もできない。やはり、科挙に合格して出世を果たした優秀な官僚の支えが必要だった。 … -
張緑水は「悪女の中の悪女」/康熙奉の王朝快談16
「朝鮮王朝実録」は、朝鮮王朝の正式な記録だ。王が亡くなったあとで特別な編集委員会が設けられて、王に関する日記や公式会議を基に、何年もかかって作成された。基本方針として内容の客観性が重視された。しかし、実際には意図的な記述… -
朝鮮通信使の来日時に貢献した雨森芳洲/康熙奉の王朝快談15
朝鮮通信使は、江戸時代に12回来日している。第1回目の来日は1607年。それ以来、徳川将軍の代替わりの慶事によく日本を訪れた。一行の規模は400~500人。釜山(プサン)を出航してから船で瀬戸内海を通って大阪に上陸し、淀… -
朝鮮王朝がピンチのときに重宝された慶熙宮/康熙奉の王朝快談14
1592年、長く朝鮮王朝の正宮としての役割を果たしてきた景福宮(キョンボックン)が、朝鮮出兵の際に焼失してしまった。戦乱が終わっても、王は住む場所にさえ困るようになった。そんな状況の中で、1617年に建設が始まって162…