タグ:歴史
-
『雲が描いた月明り』でパク・ボゴムが演じたイ・ヨンは実在していた。それはまさしく孝明(ヒョミョン)世子のことだ。彼は、23代王・純祖(スンジョ)の長男として、1809年に生まれている。
[caption id="att…
-
ドラマ『華政(ファジョン)』の主人公は貞明(チョンミョン)公主(コンジュ)だったのだが、このドラマの前半でものすごい存在感を持っていたのが、なんといっても金介屎(キム・ゲシ)だった。
[caption id="atta…
-
朝鮮王朝は国王を頂点とする中央集権国家だった。国王は現在でいえば、大統領であり、総理大臣であり、最高裁長官であった。あらゆる権限が国王に集中していた。しかし、政治の実務を具体的に担っていたのは、科挙に合格して出世してきた…
-
朝鮮王朝では女官がいる組織全体を内命婦(ネミョンブ)と呼んでいた。ここに所属する女官は、5歳から10歳くらいの間に王宮に入ってくる場合が多かった。そんな子供たちは一人前の女官になるための指導を徹底的に受けて、成人すると「…
-
1623年、綾陽君(ヌンヤングン)がクーデターを成功させて、光海君(クァンヘグン)を王宮から追放した。代わって、綾陽君は16代王・仁祖(インジョ)として即位した。これによって、離宮に幽閉されていた仁穆(インモク)王后と貞…
-
朝鮮王朝の国王の正式な後継者のことを「世子(セジャ)」と言う。『雲が描いた月明り』の主人公だった孝明(ヒョミョン)世子が有名だが、この世子はどのように選ばれて、王になるまでにどんな教育を受けて、何歳くらいで結婚するのだろ…
-
11代王・中宗(チュンジョン)の三番目の正室だった文定(ムンジョン)王后。彼女は自分が産んだ慶源大君(キョンウォンデグン)を王にするために、手段を選ばぬ悪行を重ねていた。特に、中宗の二番目の正室が産んだ12代王・仁宗(イ…
-
15代王の光海君(クァンヘグン)は、外交や内政で政治的な業績が多い国王であった。しかし、彼は政権を維持するために骨肉の争いを起こしているので、恨みを持つ人も多かった。仁祖(インジョ)もその1人だった。
骨肉の…
-
貞明公主は、14代王・宣祖(ソンジョ)と仁穆(インモク)王后との間に1603年に生まれた。彼女が3歳のときには弟の永昌(ヨンチャン)大君も生まれ、宣祖はとても喜んだのだが、彼は1608年に亡くなった。後を継いで即位したの…
-
ドラマ『イ・サン』は、冒頭で父親の思悼(サド)世子が米びつに閉じ込められて餓死する場面が描かれていた。これは、「時代劇の巨匠」と言われるイ・ビョンフン監督の典型的な手法だ。歴史的な重大事件を最初に描いて主人公の人生が大い…
ページ上部へ戻る
Copyright © チャレソ All rights reserved.