イ・ソジンが語ると時代劇がさらに面白くなる1「撮影エピソード」

大王の一代記

Q.『階伯』のときは?
「『イ・サン』とは違って、アクションシーンも多くてケガも絶えませんでした。暑い日に鎧(よろい)を着て撮影しましたから、体力的にとても大変でした。でも、振り返ってみると、やりがいのある作品だったと思います」
Q.現代劇と時代劇、どちらが演じやすいですか?
「本人ではない他人の人生を表現する演技というのは、時代劇であろうと現代劇であろうと別段違わないので、どちらか一方がより易しいとか難しいと言うことはできません。ただ、時代劇の場合には、服装であるとか、あるいはソウル市内で撮影することができなくて、移動距離が遠いとか、そういう部分では、現代劇より大変な苦労があるかなと思いますね」
Q.武官・将軍・王様と演じられましたが、興味のある歴史上の人物は?
「演じた人物たちは、私にとってすべて興味深い人物です。シナリオをもらって、私がその人物に興味を感じることができなかったら、その作品を選択することができなかったはずですから……」




Q.『イ・サン』は特に日本で人気ですが、それはなぜだと思いますか?
「実は韓国内でも同じなんですが、今の時代は、正しいリーダーに対する人々の願いが大きいようです」
Q.確かに正祖(チョンジョ)は朝鮮王朝時代の名君ですね。
「ええ。国王の中でも正しい政治と情け深く寛大な性格で歴史に残っている正祖大王の一代記は、最近、この時代が願うリーダーの姿だったりしたようです。そんな点が印象的で、人気を集めることができたのだと思っています」
(次回に続く)

構成=「チャレソ」編集部

イ・ソジンが語ると時代劇がさらに面白くなる2「時代劇の可能性」

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