イ・ソジンが語ると時代劇がさらに面白くなる1「撮影エピソード」

時代劇の数々の名作で主役を演じてきたイ・ソジン。韓服が本当によく似合う俳優だ。そのイ・ソジンが時代劇の面白さについて語った言葉をまとめてみた。今回は第1回目の掲載となる。





撮影時のエピソード

Q.時代劇はご自身にとってどういうジャンルですか?
「自分自身にとって時代劇と現代劇が“他のジャンル”という感じはしないですね。俳優として演技をし、私が引き受けた配役に対して、表現しなければならないという点では同じだと感じています」
Q.時代劇に向き合う時に必要な姿勢や、大事にしていることは?
「時代劇にも2つの種類があります。『チェオクの剣』の場合は、ドラマの時代背景として歴史があるだけで、実在する人物ではないんです。しかし、『イ・サン』や『階伯[ケベク]』の場合は、歴史的に存在する実存の人物たちを演じるわけです。ドラマという“作られた話”であるとしても、その時代を生きた人物を研究するために、資料となる本を読んだりもしながら、基本的な知識を持って配役に臨みました。あるとすれば、そういう違いでしょうかね」
Q.それぞれ主演した作品で、思い出深い撮影エピソードはありますか?
「実は、『チェオクの剣』は初めて引き受けた主演であった上に、初めて接した時代劇ジャンルだったので、とても緊張して撮影に臨んだ気がします。イ・ジェギュ監督の頭の中にあるコンテにしたがって、結構つらい撮影が続きましたが、実際に第1話を見る前までは、どんな姿で画面に映し出されるのか全然予測することができませんでした。雪がたくさん降る冬の山奥で撮影をしながら、孤立したこともあったんですが、スタッフたちとみんな集まって第1話を見た瞬間、すぐにエネルギーが沸き立って、終わるまで楽しく撮影をした記憶があります」




Q.『イ・サン』のときは、いかがでしたか?
「何しろ長期間撮影した作品なので、一緒に出演した俳優さんたちはもちろん、スタッフたちとも家族のように親密になりました。撮影現場では、常に友達の集まりのように楽しく撮影することができましたね」
(ページ2に続く)

イ・ソジンが語ると時代劇がさらに面白くなる2「時代劇の可能性」

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