朝鮮王朝実録/朝鮮王朝百科15

史実に沿った面白い時代劇

本文を見てみると、「朝鮮王朝実録」の原文は漢文で、1993年にようやくハングル版が完成している。
そのハングル版を1日100ページ読んでも4年半かかると言われている。実際に王の毎日の言動が細かく記録されているので、これだけ膨大な量になったのだ。
ハングル版の完成によって、韓国の一般の人たちが「朝鮮王朝実録」を普通に読めるようになった。
途端に、韓国では朝鮮王朝を舞台にした大河ドラマが増えた。特に有名なのが『龍の涙』『王と妃』『女人天下』といった長編時代劇。こうした作品は「朝鮮王朝実録」の記述をまるでシナリオのように使っていることが多く、それだけ生々しい歴史が臨場感たっぷりに描かれている。




まさに、「朝鮮王朝実録」のおかげで、史実に沿った形で面白い時代劇が制作できたのである。
もちろん、『オクニョ 運命の女(ひと)』も「朝鮮王朝実録」の恩恵をたっぷりと受けている。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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