内命婦と外命婦/朝鮮王朝百科5

民間女性の最高峰は貞敬夫人

先に内命婦を説明したが、次は外命婦について語ろう。
外命婦は、王族の女性や、高官の妻で品階を持った人を表している。
実際、夫が王朝の中で出世していくと、それに従って妻は高い品階を受けられた。一例をあげると、次のようになる。
正一品と従一品 貞敬(チョンギョン)夫人
正二品と従二品 貞(チョン)夫人
正三品     淑(スク)夫人か淑人
従三品     淑人




以上のとおりであるが、『オクニョ 運命の女(ひと)』に登場する尹元衡(ユン・ウォニョン)の妾であった鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)は、やがて妻になったときには貞敬夫人の品階を授けられている。
もとは、最下層の身分だった鄭蘭貞。民間女性では最高峰の貞敬夫人になるとは、信じられないような大出世であった。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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