過去の記事一覧
-
特別な才能を持っていた
韓国の最高額紙幣は5万ウォン。その肖像画は、申師任堂(シンサイムダン)である。朝鮮王朝時代に“良妻賢母の鑑”と称された才女だ。
イメージの中では、もっと細面だと思っていたので、5万ウォン紙幣に描…
-
仁祖(インジョ)はクーデターを起こして光海君(クァンヘグン)を追放したが、ときの王を廃位する大義名分に欠けていた。それをもたらしてくれたのが仁穆(インモク)王后だった。その仁穆王后の娘が貞明(チョンミョン)公主だ。
…
-
朝鮮王朝の最高の名君と讃えられた4代王・世宗(セジョン)の正室は昭憲(ソホン)王妃である。この夫婦は8男2女に恵まれた。長男は5代王となった文宗(ムンジョン)だが、二男は首陽大君(スヤンデグン)であり、三男が安平大君(ア…
-
1506年、暴君だった燕山君(ヨンサングン)は、彼に怨みを持つ高官たちが仕掛けたクーデターによって廃位となった。代わって王位に就いたのは、燕山君の異母弟であった中宗(チュンジョン)だった。
中宗がすがった相手
11代…
-
「もう一度見たい韓国時代劇」というアンケートを行なうと、かならず上位にランクされるのが『雲が描いた月明り』だ。このドラマでは、主役のパク・ボゴムがイ・ヨンこと孝明世子(ヒョミョンセジャ)に扮していた。
実家を…
-
鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)は、11代王・中宗(チュンジョン)の三番目の正妻だった文定(ムンジョン)王后の側近だ。王宮内で暗躍した手先であり、ドラマ『女人天下』の主人公のモデルになっている。
野望をかなえるために
鄭…
-
11代王・中宗(チュンジョン)の治世は38年の長きに及んだが、晩年は病に苦しむようになった。そんな中宗を支えたのは、世子(後の12代王・仁宗〔インジョン〕)だった。世子は中宗の2番目の正室・章敬(チャンギョン)王后が産ん…
-
1623年3月12日の明け方、仁祖(インジョ)に統率された1000人あまりのクーデター軍が王宮を襲い、光海君は王の座から追放された。そのとき、クーデター軍は光海君の罪状を4つ掲げた。それが、反乱を起こした大義名分になった…
-
1762年5月22日、思悼世子(サドセジャ)が住む東宮で働く羅景彦(ナ・ギョンオン)が「世子が謀反をたくらんでいます」と訴え出てきた。報告を受けた英祖(ヨンジョ)は驚愕し、思悼世子を呼びつけた。
恐ろしい形相…
-
燕山君(ヨンサングン)を廃位にするためのクーデターは1506年に起こりました。主導した高官たちには、大義名分が必要でした。いくらひどい王でも追放するとなると、大義名分が重要なのです。そこでクーデター軍がかつぎあげたのが、…
ページ上部へ戻る
Copyright © チャレソ All rights reserved.